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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第3章 青空と共に・・・流れる雲

優人の言葉は・・・私や両親を

そしてその場を静寂で包み

そしてそれを自ら破るのでした






『あの・・・すみません俺

ぶっちゃけもう…これ以上
印象悪くなりようがないんで

これ…言ってもいいデスカ?』







『うん・・・??』

『???』






『・・・』

〃ゆぅちゃん・・・何を言うの〃










『これ…誰にも

マリアにも言えませんでした

俺ずっと・・・お二人を

〃お義父さん・お義母さん〃って

呼びたかったです

呼べないのが…わかってたから余計に

それで…ずっと

〃それが許されるヤツ〃に

メチャクチャ…ほんとメチャクチャ

嫉妬しまくってました・・・』






『・・・』

『・・・』





『・・・』

優人の・・・秘めた想いが

またひとつ





『非常識に…一方的に押し掛けて

ほんと…自分でもどうかしてるって
そう思うんですけど

俺は…ホントのとこ、そう思ってて

あつかましいながら
お願いにあがりました』






・・・。







『俺に・・・そう呼ぶ

その資格を・・・・・俺に下さい』





また違った角度から

なんとも優人らしい

真っ直ぐな想いが語られた








そんな時












『ハッハッハッハッハ・・・』







父が・・・


それこそ…見たこともないほど


カン高く


豪快に・・・笑いました

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