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既成事実作ってやるよ

第3章 運命へのカウントダウン8

「つぐみさ、
婚約者のこと気になってるんだろ?」

『えっ?』


気持ちに蓋をしてたのに、
それを外された気持ちだった


「気になるなら連絡しろよ」

『しません』


「つぐみと婚約者は本当に愛し合ってるのか?」

昨日と同じ質問、

今ならその答えが言える気がする


『愛し合ってるって・・・


あたしは思ってた。


司は違ったみたいですけど』


「昨日何があったか当ててやろうか?」


『わかってるなら胸の奥に閉じ込めておいてください』

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