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Everyday Love MORE

第8章 ラ・セゾン【白黄】





「ゲホッ…てつ、どうしたの?」
「本当にごめんなさい、嫌だったら遠慮なくぶん殴っていいですから」
「うぇ!?そんなこと出来るわけ!!……うあッ!」

物騒なことを口走るテツに驚いている隙にテツは素早く下のパンツと下着を脱がす。
突然、冷たい空気が下半身に走り、ジャスミンは次々起こることに理解出来ずにいた。

「もぉ、わけわかめっ…!」

ジャスミンの嘆きにも我関せず、テツは秘部に指を侵入させる。そこは既に先ほどの愛撫で充分な湿り気を帯びていた。
グチャグチャと淫靡な音を立てながら指を出し入れすると、ジャスミンは歌うように啼いた。

「あぅ…あッ…て、つ…」

必死にテツに掴まりながら快感に耐える。指を増やされる度、ジャスミンは大きな声を上げた。

「もぉ…だめッ…」
「…俺も限界です。後ろ向いて壁に手をついてください。」

まるで命令するような有無を言わない口調に逆らえることも出来ず、素直に従う。
後ろからファスナーを降ろす音がしてジャスミンは目をギュッと瞑った。
尻を両手で掴まれて、異物が侵入する感覚がして、ジャスミンは背を仰け反らせた。

「うんんッ…!」

いつもより激しく腰を打ち付けるテツ。快感が強すぎて少し苦痛になってくる。
壁にしがみついていたジャスミンに「壁とシてるんですか?」と不満そうにテツはジャスミンを引き寄せ、振り向かせると再び唇を合わせる。

「ふぅん…ッ」

テツから流れ出る汗がジャスミンの綺麗な肌にぽたぽたと落ちていき、テツもいつもよりこの行為に酔いしれているのがわかる。
唇が塞がれていて上手く呼吸が出来ないからか、高みが近いからなのか意識が段々と薄れていく。

「んんッ!んッ…ふぅッ」
「んッ…!!」

体の中に流れ込んでくるのを感じながらジャスミンは意識を飛ばした。



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