
Everyday Love MORE
第7章 危険な関係【白黄←青】
「はぁッ…、声、出さないのかッ…?」
ホージーが明日那のキュッと結ばれた唇に指先で触れ、そのままなぞると開いた。
「あぁ…ッ」
「やっぱ我慢してたのか。」
決して気持ちよくないわけではなかった。
ここで嬌声を出してしまえば負けだと思ったから。
そしてテツ以外の人に私の声を聞かせたくない。という意地。
だから今までホージーに抱かれても声なんか出さなかったし、ホージーも何も言わなかったのに。
1度開かれてしまった唇からはコップから溢れ出た水のように止まらない。綺麗な声が部屋に充満する。必死に唇を噛み締めるがホージーの指が邪魔をする。
「あうッ、ほぅじ…ッ、やだ…ッ」
「、ジャスミン…ッ」
''声を出した方が気持ちいい''と言うのは事実らしく我慢していたさっきまでとは比べ物にはならないぐらいビクビクと体が震え、快感の波が襲う。
ホージーもジャスミンの可愛らしい声に満足していたのか自身がナカで暴れ、ジャスミンもその度悦んだ。
「はぁはぁ…だめッいやだよ…ッイッちゃう…」
「いいよ…イけよ…俺もイく…ッ」
静かに呆気なくそのときはきたのだった。
