
Everyday Love MORE
第4章 アン・ドゥ・トロワ【白黄】
「え、あ、ちょっと!」
「生きてましたか?」
ブラックユーモアなのかマジなのか分からない言葉に「ナンセンス」と思わず相手の口癖を言いたくなるジャスミン。覚悟はしていたけどいざそこに踏み込まれると戸惑う。
「ちょっと…怖い…」
「大丈夫です…茉莉花さんの嫌がる事は絶対しませんよ」
あぁ、本名を呼んでくれてる…とどこか客観的な自分とまだ恐怖が拭えない自分がいる。スウェットを下ろす感覚を目をつぶって耐えた。
スウェットが脱がされ、足に空気が触れるのを感じたのもつかの間、次は下着に手をかける感覚が。
「わわ、テツ!」
「大丈夫です、大丈夫ですから。あと電気消しててよく見えてないんですよ」
大丈夫、大丈夫…と言い聞かせるようにテツはそのまま下着を脱がせた。
「う~ッ!」
完全に顔を手で覆い、足をぴったりと閉じたジャスミンに少し苦笑しながらも彼女の足を持ち、ゆっくりと広げた。
抵抗してくるかと思ったが意外にも足はすぐに開けた。力が入らなかったのだろうか。
「あぁぁ…!」
言葉にならない声で恥ずかしがるジャスミンの茂みにテツは顔を埋めた。ずっと手で顔を隠しているためこちらが何をしているか気付いてないらしい。
そして、花びらを舌で舐め上げた。
「あぁッえッあ、なに?」
突然のことでパニックになり思わず顔から手を離した。ふと見れば自分の蜜壷に顔を埋めるテツに思わず「きゃー!!」と叫んだ。
「やだやだ、テツ…そんなとこ…だめだよッ…」
制止するよう呼びかけたが一向にやめてもらえない。しかも舌の動きは激しくなっている。
「んんッ…だめ…う…あ…」
さっき胸の頂きにしゃぶりつかれた時とは比べ物にならない快感にジャスミンは抵抗もやめ、その感覚に酔いしれた。
充分に潤ったそこは何とか受け入れるまでの段階にはなった。
テツは顔を上げると膣の中にゆっくり人差し指をいれる。ギュウギュウと締めつけてくるが何とか大丈夫そうだ。
「茉莉花さん…ここでやめてもいいんですよ?」
指をいれた様子だと自慰すらしたことないようなジャスミン。今日はここまでで終わることも出来る。順々に慣らしていく方が体にもいい。
しかし、ジャスミンは少し潤んだ瞳でテツの目をしっかり見た。
「いや…大丈夫。きて。」
テツはその一言に息を飲んだ。そして自分も覚悟を決めた。
「…分かりました。」
