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Everyday Love

第7章 あこがれ【白黄】





皆の意見はただ一つ

「それ絶対伝えた方がいいよ!今からでも遅くない!」だった。

まぁウメコ以外はテツの心情をなんとなく察していたので結果はどうなのかわかっている上での意見だ。

「大丈夫だよ!」

何も知らないはずのウメコの言葉がジャスミンにはとても心強かった。
そしてジャスミンはテツに気持ちを伝えた。

「ナ、ナンセンス…本当ですか?夢じゃないですよね?」
「え?それどういう…?」
「俺は何年も前からジャスミンさんしか見てきませんでした。ジャスミンさんのことが好きです。」

衝撃の新事実にジャスミンは空いた口が塞がらなかった。だから皆あんなに自信たっぷりだったの?

「いやぁ…ずっと押し殺してた気持ちだったからついに幻覚でも見始めたのかと」

テツのファンタジックな発言にジャスミンは笑いながらテツの頬をつねった。

「えいっ」
「わぁ、じゃすみんさん、いひゃい、」
「夢じゃないでしょ?」
「ひゃい、わかりました、はなしてっ、」
「待たせてごめんね~?」
「ひょんとですよ!いひゃひゃ!!」

ジャスミンの攻撃は続いたがしばらくして2人は笑いあった。

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