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アホエロ小説

第1章 引っ掛けたら後悔しました。

「んぅっ....!!んっ、ぁっ....!」


柔らかな唇に己のものが包まれ、手の温度とはことなったあたたかい舌で唇をぺろりと舐められる。



「君も、こっちの人間だろう?昨日の夜は酔っていたとはいえ、あんなに熱っぽい瞳で見上げられてその場で組み敷いて君を犯してしまうところだった。」


再びそう耳元で呟くと、今度は耳の穴に温かな感触がぬるりと侵入する。


ピチャピチャといやらしい音を立てながら耳を舐める男に思わず腰が引ける。


「あっ、だめっ、だめっ.....」



元々耳が弱い上にこんな至近距離でそんな声を聞いたら.....



彼の言うこちらの人間とは、ゲイのことだろう。


こんなにも男前な人がゲイだなんて女性は報われないという思考の狭間に水音が響きだんだんと何も考えられなくなる。



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