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アホエロ小説

第1章 引っ掛けたら後悔しました。

ご飯をいっぱい食べた後は何だか眠くなってウトウトする。

我ながら図太い神経だとは思うが。




「眠そうだねレイヤ。これから休みなんだろう?ならゆっくりしていけばいい。」



「いや.....だめです....帰ります.....」


フラフラと荷物を探しに行こうと立ち上がるとロバートに肩を押されてまたベッドに座り込む。



「ここならベッドも広いし、気持ちいいだろう?」


確かにあのシーツの触り心地はとてもよかった、などと虚ろに思いながらそれでも桐野は断りの言葉をくちにする。



「これ以上ご迷惑をおかけするのは....帰ってからちゃんと寝ますから。」



そう言って顔を上げると、透き通るライトブルーの瞳と視線が絡まった。



その瞳には、先ほどまでにはなかった欲を孕んだ熱が確かに存在していた。







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