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アホエロ小説

第1章 引っ掛けたら後悔しました。




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目の前に広がるキラキラとした美食に思わず喉がなる。


金箔の浮かんだ琥珀色のコンソメスープ、朝採れたてと言った感じのサーモンとみずみずしい野菜の上にオリーブソースのかかったサラダ、とろとろ半熟の目玉焼きに、カリッと上がったベーコン、その横には綺麗な色に焼けたスライスされたパン。極めつけにグラスに注がれた冷たい水と、鮮やかなフルーツジュース。

更にはメロンやパイナップル、ストロベリーと言ったフルーツまで。



「お、おいしそう.....」


そう呟いて頭を振る。



ダメだダメだ!!!なんでちゃっかりご飯食べようとしてんだ!!



あの魅惑的な誘いを受けてから、二人がここに一緒にいる理由を聞くに到達する前に、ホテルの従業員の人が次々と現れ、この料理を置いて行ったということだ。


さすがは超有名高級ホテル......

ホテルの人の服も、振る舞いも、料理も、全てが一級品だ。







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