
好きって言わない!
第30章 台風ジェネレーション。
M side
A「そうだよね!!
せっかくのご馳走が冷めちゃう!
ほら、にのちゃんも食べよ!!」
N「・・・ん。」
ちょこんと相葉のすぐ隣に座って、モジモジしてるニノ。
なんだろう、ニノがすげぇ可愛い。
たまにチラチラと相葉を見ながら、ほとんど食事に手をつけずお茶ばかり飲んでいる。
相葉は、やたら良く喋りガツガツと料理を食べガブガブとお茶も飲んで思いきり噎せている。
やっぱ何か雰囲気がおかしいけど・・・
M「まさかなぁ・・・。」
男同士で、あり得ないよな。
元々距離感のおかしい2人だし・・・
自分が男に惚れたから、まわりもそうだと思っちゃってんのかもしれない。
うん、きっとそうだ。
そういうのは良くない。
深く考えんのやめよう。
S「あー!!腹いっぱい!!苦しい!!」
ドサリと仰向けに倒れた櫻井が満足そうに腹をさすっている。
食べんの早!!
S「やべ、眠くなってきた・・・」
N「子どもみたいだな。」
S「だって食欲が満たされたら、あと満たすべきは睡眠欲と性欲だろ。」
M「ぶっ・・・!!」
A「翔ちゃんのエッチーーー!!」
N「性欲は満たせないじゃん。」
S「んー?まぁ・・・」
A「え?!まさかナンパとかしに行くの?!
俺行かないよ?!」
