
好きって言わない!
第30章 台風ジェネレーション。
M side
S「こんなとこで若い女の子グループなんかいねぇだろ。
あとナンパは1人でする派だ。」
A「じゃあやっぱ性欲は我慢するしかないね。」
S「どうかなぁ、我慢できっかなぁ。
潤、どう思う??」
M「なっ・・・」
ニヤリと意地悪い顔で俺を覗き込む櫻井。
キョトンとした顔で俺を見る相葉とニノの視線が居た堪れない。
M「知るか!!」
S「ふははははっ!!」
最悪だ。
“そういうこと”意識させんなよ。
この後こいつに触れられるんだって思ったら、美味しい料理もろくに喉を通らない・・・
S「なぁ、後でまた温泉行こうな。」
2人だけで、と小声で付け足した櫻井は相葉のいうようにかなりご機嫌で。
M「・・・長風呂はしねぇからな。」
ご機嫌な理由が、俺と一緒にいるからだったら良いのにな・・・
なんて。
ちょっとだけそんなバカな事を考えてみたら、顔がニヤけそうになって慌てて料理を口にかきこんだ。
