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「ニノちゃん、ありがとー！
大好きっ」
俺の言葉がよっぽど嬉しかったのか。
相葉さんは俺にギュウッと抱きついてきた。

「あーばさん、苦しい…」
「ごめん、嬉しくてつい…」
「バカッ！力加減考えなさいよっ」
「はぁい。

…ニノちゃん、キスしていい？」
「なっ、なに急に！？」
「さっきのは罰ゲーム。今度のは本気のキス」
「…はい？？」
「嫌？」
相葉さんが首を傾げて、柔らかい瞳で俺を見つめるから……。

「……嫌じゃないけど…」

断る理由が見つからない。

たぶん俺は目が泳いでたと思う。


相葉さんは優しく微笑んで俺の髪を撫でる。

「ニノちゃん…、好きだよ」

胸の鼓動が高鳴る。


相葉さんの顔がゆっくり近づいてきて…。


俺は静かに目を閉じた……。