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ねぇもう嫌・・・

第21章 検査④



柊先生の右手が肌に触れて、




瞬間、また身体がビクッと震えた…




乾いた涙の跡を、また潤った涙がそこを伝う。




微かな痛みと、くすぐりと、羞恥の狭間で、




どんな反応をしていいのか分からなかった。




『…痛い?』




「っ…」




顔を背けたまま、浅く頷いた。




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