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ねぇもう嫌・・・

第13章 治療

でも、痛みは相変わらず。


というより、さっきよりも増してきたかもしれない…。


食欲が失せ、ご飯が受け付けなくなる。


いつもと同じご飯なのに、吐き気がする。


私は静かにお弁当箱の蓋を閉じた。


すると始業五分前の予鈴のチャイムが鳴った。


"ひなちゃん食べ終わった?"


「う、うんっ」


「じゃ次準備しよ!」


「あっ…」


"ん?"


「あ…ごめん!頭痛いから保健室行こうかな…」


「"大丈夫!?"」


「うん、全然大丈夫っ。ほんと、ごめんね」


"大丈夫だよ!先生に伝えとくね!"


「ありがとうっ」


惜しくも5時間目は体育で、この痛みを隠しきれないと思ったから、重い足取りで保健室に向かった。

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