
今日も明日も 2nd season
第10章 僕は君を愛しすぎてる
「ひあ……っ、は、あ…!」
焦らす事なく、相葉さんの手が自身を包み込む
濡れたそこが動きに合わせて卑猥な音を響かせ、更に俺を煽り立てた
親指で、先端を塗り込めるかのように押し撫でれば
蜜は堰を切ったかのようにとめどなく溢れだし、相葉さんの手もいやらしく濡らしていく
「にの……凄い」
「だって…っ、気持ちい、ああっ」
「本当、素直」
ダイレクトに伝わる快感がたまらない
それに、さっきから相葉さんのそれだって俺に当たってる
俺も、相葉さんを気持ち良くしてあげたい
一方的な愛撫じゃなくて
一緒に高みに昇りたい
「あいばさん……」
少しだけ震える手を伸ばして、同じように主張する相葉さんの雄に指を絡める
「…っ」
「相葉さんも…」
ゆるゆると根元から扱きながら相葉さんの顔を見上げれば
情欲に濡れた、相葉さんの鋭い瞳が俺を捉えていた
この瞳が好きだった
欲望を隠さずに俺を見つめるこの光が
笑顔も好きだけど、感情を剥き出しにした雄な相葉さんのこの目は
俺にしか向けられないものだから
