
今日も明日も 2nd season
第10章 僕は君を愛しすぎてる
宣言通り、相葉さんの身体にはたくさんの印を付けた
付けてる間、相葉さんは優しく俺の頭を撫でていて
時々耳を掠める指が俺を煽り立てる
どこに触れられた訳じゃないのに、俺のそこは既に反応し始めていて
身体をずらす度に相葉さんの腿に擦れて息を詰めた
そんな俺を相葉さんが見逃す筈もなく
一通り印を付けた所で、きつく抱き寄せられてしまった
「あ…っ」
「今度は俺が付ける」
あっという間に位置が逆転する
くるりと身体を反転されて、背中がシーツに縫い止められた
「今日は俺がするって言った…!」
「うん、していいよ」
口ではそう言うくせに、両手はしっかり繋がれてしまってたら何も出来ないのに
「ちょ…っ、あ、んっ!」
俺が相葉さんに付けたのと同じ場所
首筋の血管の上に、小さな痛みが走った
そのチクリ、とした箇所を馴染ませるように舌で押すようにして舐める
たったそれだけで、ぞくりとした快感が背中を走り抜けた
両手を抑えたまま、相葉さんの唇がゆっくりと下に降りていく
首筋から鎖骨
鎖骨から、胸
迷う事なく胸の尖りを唇で捉えられ、その刺激に、まるで “もっと“ と言わんばかりに背中を仰け反らせた
