
今日も明日も 2nd season
第36章 H B M *黄×緑×ちょっとだけ黄*
「わ…っちょっ…イテっ!!」
勢い良く飛び付いた俺に押し倒されて、畳に叩き付けられた雅紀は
その勢いのままに頭をゴン、と打ち付けた
「あ、ごめん」
「何だよいきなり!」
とりあえず謝りはするけど、そんなのは口先だけ
涙目で抗議されたって止める気なんか更々ない
「雅紀……」
耳許で名前を囁くと、雅紀が大きく震える
その目は、もう自分がこの後どうなるか知ってる
…快楽に溺れていく自分に気付いてる
「軟弱かどうか、確めてみよっか?」
わざと意地悪な顔で笑って見せる
「いや、それは…っ」
「まあまあ、遠慮なんかしなくていいから❤」
雅紀の慌てっぷりを無視して、浮き出る首筋を軽く噛み付いてやれば
「…っ!」
途端に雅紀が声を詰まらせる
その表情に満足した俺は、更にその首筋を
舌でツーっと舐め上げた
「ちょ…っ」
雅紀の腕が俺を掴む
力は俺より強いから、ちょっと痛い
だけどそんなのは気にしない
力なんかなくたって、雅紀を追い詰める事は簡単なんだから
