
今日も明日も 2nd season
第32章 コイゴゴロ *紫×黄*
「あ…ああっ…じゅ…!」
指なんかとは比べ物にならない圧迫感
押し返そうとする内壁を強引に進む潤くんの顔も苦しそうに歪んでいる
「あと、少し…っ」
「ん、あ、ぅあ…!」
シーツを掴んでた手を取られ、潤くんの肩に回された
「キツかったら、思い切り掴んでいいから」
汗に濡れた顔はドキドキする程カッコ良くて
…その人が中に入ってると思うと、苦しみより嬉しさが大きくなる
「じゅ…くん、好き」
思わずしがみつきながら呟くと
「バカ…、今言うな…!」
「んあ…っ!」
中でドクン、と潤くんの質量が増した
「お前が、煽るから…っ」
そう吐き捨てるように言うと、潤くんはぐっと足を抑え込み
一気に中に推し進めてきた
これ以上ない圧迫感
中が熱くてたまらない
「かず…大丈夫か?」
「苦しいけど…平気、だよ」
安心させたくて笑顔を作ってみたけど
「無理して笑うなって」
すぐに潤くんに言われて、俺はその広い背中にしがみついた
