無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

びくびくと震える度に口の中に広がる熱を、出しきるまで受け止めて

全て放ったのを確認し、ようやく口を離した


はぁはぁと荒い息をして
「ごめん…」と真っ赤になって呟いた智くんの目の前で

ごくん、と智くんの吐き出したソレを飲み込んで見せると


「やだ…っ汚い…！」
「もう遅い」

「バカ…！」

脱力した智くんは

暫くの間、呼吸を整えるように目を閉じていた


俺はと言えば

予想以上の艶かしさに、中心に熱が集まってきていて昂る熱を持て余している


同性のセックスの、この先


…知識は何となくあるけれど、潤滑油になるものなんて持っているわけがない

だけど自分自身も、このまま収まる気配もなかった



「翔ちゃん…」

気だるそうに、智くんが上半身を起こした

そして

「今度は、俺が…」

のし掛かるように、俺に跨がると

止める間もなく、智くんはすっかり勃ちあがっている自身を咥えてしまった

最初から、俺をイかそうと口を激しく上下させる

俺がしたのと同じように、先端を吸い上げれば

あっという間に俺は限界を迎えてしまっていた