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だけどそれは、"やめて欲しい" んじゃない

快感に身を任せているだけだった

その証拠に
智くんの顔は、完全に蕩けている

全身で、"気持ちいい " と訴えている


扱く手を早め、智くんを追い詰めていくと

「も…翔ちゃ…っ離してっヤバい…！」

智くんの声が切羽詰まって来た


だけど離す訳はない

このまま口でイかせてやりたい

俺は、口に咥えたまま智くんを見上げた

そして、一端口から解放させると

"離してくれた"と思って息を吐いた智くんに笑い掛けた



「…ダメだよ？」
「え…？」


「口でイッて貰うからね」
それだけを告げて、再び自身を口の中に取り込んだ


「あ、ちょっ……ああっ！」

扱く手も、舐める舌も、絶頂へ導くべく激しく弄ぶ

先走りの蜜に、苦みを感じ

智くんの限界がもうそこまで来ている事を知った



「ダメ…ダメって…！あ…も…っ！！」

一際大きく身体がしなり、次の瞬間には

俺の口の中に、熱いモノが吐き出された