テキストサイズ

今日も明日も 2nd season

第3章 Non.Title



その後はもう、何も覚えてない

声が枯れるまで喘がされて

全身がぐちゃぐちゃになるまで攻められて

朧気ながら相葉さんにしがみついて、俺も普段からは考えられないくらいに相葉さんを求めた

お互いが熱を吐き出した後、相葉さんの顔を見てキスしたのは何となく覚えてるから

多分途中でアイマスクは外してくれたんだと思う




良く見たら自分の体は綺麗に服を着せられてるし、身体の不快感もないから相葉さんが後始末をしてくれたのは間違いない

だけど隣に眠ってると思った相葉さんはそこにはいなくて

半分開いたシーツに温もりも残ってなくて


上体を起こすだけでも悲鳴を上げる身体を騙し騙ししながら、何とかベッドの端に座る

ともすれば膝を床に付きそうな位に力も上手く入らない

それでも、そんな自分の身体よりも
隣にいない相葉さんの事が気になって仕方なかった


「相葉さん…?」

壁に手をつきながらゆっくり歩いて、寝室のドアを開ける

ドアの向こうのリビングにあるソファーに、捜していたその姿を見つけた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ