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今日も明日も 2nd season

第25章 好きだよ、バーカ



相葉さんの言うとおり

何も見えなければ、怖い位に他の感覚が研ぎ澄まされた

身体を撫でる指も

中を掻き回す相葉さんの熱も

息遣いも、何もかも


俺の全てが相葉さんに支配されていく



「あ、あ、…んっ…、ああ!」

かつてない程の快感に声が抑えられない


これ以上されたら気が狂いそうだ

だけど止めて欲しくない

もっと激しくていい

もっとメチャクチャに壊して欲しい


腰を打ち付ける度に身体が跳ねる

力が入らず、良いように蹂躙される俺は人形にでもなってしまったのかも知れない

相葉さんの熱にただ喘がされて

狂ったように相葉さんを求めて


時々くれるキスに頭が蕩けていく


「にの、気付いてる?…さっきからイキっぱなし」

「知らな、…っ、あ、あ…!」


相葉さんの声だって、笑ってるくせに余裕ないじゃないか



「…俺も、もう、限界、かも…っ」

苦しげに囁いた相葉さんに強く腰を掴まれる


「あああ…っ!」


それまでのは何だったんだと言う位に激しさを増した行為に


ー…いつしか俺の五感全てが、ブラックアウトしてしまった

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