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今日も明日も 2nd season

第25章 好きだよ、バーカ


その代わりに

キスされながら左手は胸、右手は自身を弄り

特に感じてしまう箇所をいっぺんに愛されてしまう羽目になった

纏めて襲いかかる快楽は、何も考えられなくなる


頭の中は、イキたいのと、まだイキたくないのと

まだもっと

こんなのじゃ足りない位に相葉さんを求めて止まない自分がいて



そしてそれは

多分きっと

薬なんかなくたって変わらない気持ちだと言う事にも気付いている


仕事への心配と当て付けに始めた “禁欲“ が

まさか自分にもこんな風に影響するとは思ってなかった




「にの、」

弄る手を止めた相葉さんに優しく呼ばれ、閉じていた目をゆっくりと開けた



「え…なに」

だけど開けたのにすぐに視界が閉ざされる


何かが目を覆っている


「ん?これ?…目隠し」

声だけで、相葉さんが笑ってるのが分かる


「なんで……」


「最後はさ、余計な情報いらないから」

「な、にが…?」



「視覚が閉ざされれば、他が更に敏感になるからね



ー…俺の事だけを、感じてろよ」

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