
今日も明日も 2nd season
第3章 Non.Title
“触られまくる“
まさにその表現がぴったりな程
相葉さんの手が、唇が身体中を這い回る
「ちょ…、そんなとこ、汚…っ」
足の裏から、指も全て唇に含まれるとは思いもしてなくて
「汚くないよ、にののだから。それに…」
“刻みつけていいって言ったのお前だから“
自分の言った言葉がより、自分を追い詰めているのに
疼きはますます増長していくとか
足の先を散々撫で回され、舐められて
その指と舌は段々と上に辿り始めて
膝を越え、太腿あたりまで来た時
敢えて意識しないようにしてた自身に熱が集まっているのを嫌でも感じ取った
自分の身体だ
見えなくたって、どういう状態かなんて把握できる
「ふ……っ」
触られてもないのに勃ちあがったそこを見られたくなくて、自分の手で隠すけどそれはすぐに外されて
「ダーメ。お前の手はここ」
クスクス笑う相葉さんが、俺の手を自分の背中に回させた
「余すとこなく、触るんだからさ」
耳を擽る官能的な低音に、思わず甘い吐息が漏れた
