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「相葉さ、…センセイ？」

「ふは、やっと言えた」

だって毎回訂正されるの面倒くさいんだもん

…まだ違和感はありまくりだけど


「…学校だから、呼ばないようにしてたんだけど」
“他の生徒の前で呼んだらマズイでしょ“

なんて笑ってる相葉さんは、やっぱりまだ困った顔のままで


「…こういう事してる方が充分マズイと思うけど？」

学校で、生徒(だよね、ここは)押し倒してる方が名前よりダメでしょうが


「だから鍵はバッチリ、カーテンもしっかり。ついでに言えばここの補助キーも俺が持ってる」

“だから誰1人入れない“

「あのねぇ…」

「だけど、名前って慣れちゃうとポロっと出ちゃうからさ、気を付けてんだよ先生として」


何かもう、言ってる事メチャクチャ

だけど何故か怒る気になれないから不思議だ


「けど、呼んで欲しいなら幾らでも呼んでやるよ。…お前に嫌われるならバレた方がマシ」

「え、いや、そこまでは…」

「学校なんか首になってもいいさ。かずの方が大事」

何このオトコマエ

相葉さんってこんなキャラだっけ？