
今日も明日も 2nd season
第23章 That´s Can't be true ! 2nd
やっぱりここにいるのは “先生“ の相葉さんなんだな、と思い知らされた
でも、俺が知っている相葉さんではないけど、どっちも俺を思ってくれてるのは同じ
どっちにも愛されちゃう俺、凄くない?
そう考えたらちょっと、いやかなり嬉しくて
さっきまでの名前がどうとか、それこそどうでも良くなった
「センセ…、すき」
「何、急に…」
「キス、して?」
「言われなくても」
この相葉さんは “先生“ だけど
俺の中身は立派な成人だしなんなら相葉さんと同い年だ
初な?高校生とは違うとこを見せてやる
「センセ、舌出して」
誘うのは、生徒な俺じゃない
相葉さんと対等な、“俺“ だ
言われるままに差し出された舌にちゅっと吸い付き、味わうように唇で挟めば
返すように相葉さんが俺の舌を絡めようと動き出す
「ん…っ、はぁ…」
仕掛けて仕掛けられて、互いに咥内を貪り尽くせば
飲み込み切れない唾液が俺の顎を伝い、それを相葉さんの舌が追い掛けて掬い取ってくれた
