
今日も明日も 2nd season
第16章 Candy Time 3
顔面に白濁を受けた相葉さんが驚いた顔をした
「あ…、ごめ…っ」
「直接見て、興奮した?」
だけど汚してしまった事に慌てて謝ろうとした俺の唇に指を当て、クスクス笑う
怒る、なんてしないのは何となく分かってたけど
でも、こうして笑われるのも、堪え性がないみたいで居心地悪い
「だって、見る、なんて…いつもしてな、し…」
あまりの羞恥に涙がポロポロと零れ落ちた
「ああ、泣かないでよ」
唇に当てた指を目尻に移してそれを拭う相葉さんの仕草が優しい
「いいじゃん。感じてるんだから。…でもね」
「え…」
ちゅ、と唇にキスをして額をコツンと合わせると
「その、いつまでも初々しいのって、余計に苛めたくなるかも」
ゾクッとするくらいに低い声で囁いた相葉さんが
何かを示すようにぺろり、と鼻先を舐めた
「あい、ば、さん…?」
「ごめん、やっぱ久しぶりだから俺もヤバいかも」
ギュッと俺の身体を抱き締めて耳にキスをする
相葉さんも、余裕ないみたい
俺だけじゃない
お互いが求めてる
そう思ったら凄く嬉しくて
「…めちゃくちゃに、していいよ」
気が付いたら、こんな事を口にしていた
