
今日も明日も 2nd season
第16章 Candy Time 3
ぬるぬるした先端を直接触れられ、その強い刺激に身体が跳ねた
自分の意思とは裏腹に、次々に溢れる先走りを戻すかのように塗り込められて
ぐちゅぐちゅとした粘着質の音が耳に響く
「にの…、ここ、ひくひくしてる」
“まだ触ってもないのに“
悪戯っぽく言われ、顔が熱くなった
何度も受け入れてるそこは触られなくても、求め始めている
相葉さんが欲しいと願っている
「…欲しい?」
「や…、ちが…っ」
恥ずかしくて否定した処で相葉さんが納得するわけないけど
“そうだ“ なんて言えるはずもなくて
言葉で否定しながらも、行動は肯定を表すために
無理に身体を起こして、相葉さんの髪に口付けてみせた
相葉さんを抱え込むみたいに起き上がって、何とか座位を取る
「はぁ…っ、ん、…っ」
横たわっているのと違って、相葉さんがそこを咥えてるのがダイレクトに見えた
赤い舌が自分のそれを捉えるのを感覚じゃなく、実際に目の当たりにした途端
「…っ、ああっ!」
ぞくりと背中が粟立って、相葉さんの顔に熱を吐き出してしまっていた
