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屍の群れは４人を囲もうとする



ネクロ「あれは死人です、低級モンスターである程度の数なら撃退できますがあの大群は無理があります、逃げましょう」




グラデラ「なんでいつも冷静なんだ？」



ギリガム「混乱すればするほど判断力が鈍くなって乙しても知らんぞ」





４人は屍が近づく前に離れながら進むと廃墟の城にたどり着く



グラデラ「あれ？この光景どこかで見たような気がする」



ギリガム「ほほう、お前も気付いたか・・・・そうこれはあの森を抜けた先で遭遇した霧の中だったな」




グラデラ「まさかあの屍ももしかすると」



エミリア「ちょっとなんか死人が何かしゃべっているわ」



エクレア「え～ウソでしょ？」




ネクロ「・・・・普通の死人には感情や話す能力はありませんが・・・・分かりました」





ネクロは屍に近づくと向こうは襲ってくる気配がなかった、ネクロは念話で屍が発する声を聞き取る



ネクロ「・・・・この屍達は何か助けを求めているようですが、何に対してなのかは分かりません」



ギリガム「なるほどな、そーなるとこの廃墟の城に誘導されていると言う事は何かあるみたいだな」



ネクロ「しかし、今の私達の戦力ではもし強敵に遭遇すれば勝ち目はありません」