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ギリガム「一旦攻撃を止めろ」



攻撃をしばらく止めると一体のゾンビがゆっくりと近付いてきた



エミリア「これ以上来たら攻撃するわよ」




するとゾンビが話掛けてきた





「助けて下さい」




ギリガム「何？今なんて言った？」





「助けて下さい」




声を震わせながら何かに怯えるかのように助けを求めてきた




エクレア「これはきっと相手を油断させる罠だわ」



しばらくして再び濃い霧が発生する




グラデラ「うわっ！また霧だ」



濃い霧はすぐに晴れるとさっきまであった毒沼から荒れ果てた大地にいた




エクレア「今度はどこなの？」




ギリガム「もしかしてこれは幻を見せられているのか？」




エミリア「しかしそれにしてはあまりにも現実感があるわ」



荒れ果てた大地の先に見えるのは崩れた城であった




ギリガム「あの城はなんだ？」





グラデラ「どうすればいい？」




ギリガム「不用意に近寄るのは危険だが、あの城以外に行く場所が何かに遮られている、仕方ないが行くしかないみたいだ」





エミリア「もし強い奴が出てきたらカード使って対抗するしかないよね？」