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黒い水溜まりは広範囲に広がりオーク達の足に当たると腰の位置まで身体が沈んだのである




コリア「くっ！この水溜まり・・・・ただの水溜まりじゃない！身体から力が抜けていく・・・・」




ルデック「ハハハッ！どうだ！見たかね、私を怒らせた事を後悔するといい」




ルデックは背後には十二北極騎士団の精鋭騎士がいた





ルデック「さぁ！この醜いオーク達を一匹残らず殺せ！」





コリア率いるオーク達が人間達と戦っている間、グラデラは遺跡の入り口に来ていた




ギリガム「むっ？あの姉妹何処に行った？待ってられないのか？」




グラデラ「どうする？」




ギリガム「どうするって・・・・ここはアレを使うしかない」




ギリガムは鳥の巣を取り出してグラデラの頭の上に設置した




グラデラ「ちょっと何してるの～」




ギリガム「鳥の巣がバランスよく平行に置けるから便利だ」




グラデラ「僕の頭は物置じゃないよ～」




数分後、ツバメが２匹やってきた、ツバメはギリガムだけしか聞こえない話を聞いてきた




「困り事？なんでも相談に乗るわよ」




ギリガム「この近くに子供2人を見掛けなかった？」




「それなら見掛けたわ」




ギリガム「何処で見掛けた？」