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コリア「もう仲間を失いたくはない、悪いが他を当たってくれ、かつて我々と共に戦ったかの英雄がいれば話は別だが」




グラデラ「それってもしかして」




タッタッタッタッ(走る音)




「コリア様！また現れました、今度は我々の倍の数で攻めて来ました」




コリア「お前ら！油断するなよ奴らの狙いはこの遺跡の略奪だ！絶対に負けるなよ」




その場にいた屈強のオーク達が叫び士気を向上させた




コリア「人間達め！まだ懲りないと言うのか！」




ギリガム「人間！？一体何が起きているんだ？」




コリア「お前らには関係ない、帰れ！これは子供がどうにか出来る問題ではない」



グラデラ「どうすればいい？」




ギリガム「決まってるだろ？人間達を止めに行くぞ」




グラデラ「でも僕達だけじゃどうすることも出来ないよ」




ギリガム「チッ！確かにカードも姉妹達が持ってるし、一旦戻るぞ」





ギリガムは遺跡の入り口に戻るように指示した




遺跡から少し離れた場所では騎士達とオーク達が睨み合いしていた




コリア「また来たな！人間め！また返り討ちにされたいのか？」