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エミリア「あら？この振動は一体何かしら？」




オークの遺跡の奥から巨体のデブオークが正気を失った状態で走ってきた、デブの腹には見張りのオークが気絶して張り付いていた




エクレア「なっ！なんだあれは！」




エミリア「ここは魔法で攻撃だ！」




魔法をまだ使いこなせていないのでどうやって魔法を出せばいいのかわからない




エミリア「あれ？どうやるんだっけ？」




エクレア「きゃああああっ！」



ドンッ(当たる音)



デブオークの腹に当たって激しく吹き飛んだ二人はしばらく動けないのであった




オークの長がいる部屋にいたグラデラとギリガムは話し掛けた




ギリガム「あなたがここのオークを仕切っているのか？」




？？？「私がこのオーク達を仕切るコリアだ、それでなぜここにやってきた？」




グラデラ「ある騎士を助ける為に、それにここに来て頼んだら手を貸してくれると」




コリア「・・・・残念だが我々はもう人間達に手を貸すのはやめた、かつて我々と深い絆で結ばれていたが、森を焼き、森林伐採、無慈悲に動物を殺傷し、そして我々オーク達まで・・・・」