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その光の玉は次第に消えてしまう、すると石化していた像が動き出した



エミリア「うっ動いた！」



石像は腰から小型の鞄をゆっくりと取り出して二人に渡そうとした所で再び石化してしまった



エクレア「体が小さいから鞄に手が届かない～」




エミリア「お姉さま、私が肩車しますので」




エミリアはエクレアを肩車して乗せてギリギリ手を伸ばして鞄の紐に届くが紐も石像にくっついていて簡単には剥がれない



エクレア「堅くて取れない～」



エミリアはその辺の石を拾い、エミリアに渡した、エクレアは石像に飛び移って鞄の紐に石で叩くと紐が粉々になり、鞄が地面に落ちた、落ちた衝撃で鞄が壊れて中から出てきたのは長方形のカードが散乱した



エクレア「カード？何かしら」



長方形のカードの絵柄には光属性の騎士の絵柄が描かれていた




エミリア「どうやって使うのだろう？」



エクレア「それよりも今はあの教会に戻らなきゃ！」



エミリア「いっ嫌だよ！だってまた戻ったら襲われるし」



エクレア「私は行くよ、このカードを使って戦うんだから」



エミリア「ううっ・・・・お姉さまがそこまで言うなら私も」