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光の道

第8章 1日目終了



『…ッ!ひ、ひとみ?!』

私は、まだ瞳と目があったままだった。
瞳は今までにないような無表情な顔をしていた。

「…。…夏歩」

カサカサとした瞳の唇が動いた。

私は、その場から動かずに、…なに?と聞き返した。


「…私の、足。どうなってる…?」

瞳から発せられた言葉は、私の胸を締め付けるような一言だった。


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