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光の道

第14章 いやだ、死にたくない



「…っ」

芦田七海の顔が力んだ

それは、自分の体重が腕にかかったからだとわかった。

『芦田さん!がんばって!』

見守るだけしか出来ない私はそう声をかけることしかできなかった

「ぅっ!!」

「芦田さんがんばれ!進んで!」

佐藤くんがそういうと、芦田さんは少しずつ横につたっていく。

「…っ」

3分の1進んだだろうか。

あと、3分の2芦田さんの手がもってくれる持ってくれることを祈るしかないのだが…

「…っ、もう無理!」

そう芦田七海が叫んだ

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