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光の道

第14章 いやだ、死にたくない




そして、佐藤くんの手によって、一つ一つ芦田七海を縛っていたロープは解かれていく。


「芦田さん。鉄棒を掴んで!!」

そして、最後の一本になったとき、佐藤くんがそういった。

その言葉に反応した芦田七海はとっさに上にあった棒を掴んだ。

「俺も手伝うけど、自分の体をしっかり支えとけよ。」

芦田七海の手が鉄棒を強く握りしめたのが分かった


そして、最後の一本が解かれた

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