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光の道

第11章 4人…。




それを見て、満芦めぐみも左藤海斗も壁に物を叩きつけ始めた。

4人で必死に壁を叩きつけた。

壁はもう最初の大きさの3分の2になっていた。


棚は壁と壁に押され、バキッと鈍い音がして潰されていた。

それでも私たちは、壁を叩き続けた。

もう、最後の一発になるだろう。


幅が狭すぎて、もう思いっきりふり下ろせないだろう。

私は、三谷武の一発にたくした。

勢いよく大きな金槌が降り下ろされた。


『ぁッ!』

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