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光の道

第11章 4人…。



ガタガタガタッ!

ドアを何回も開けようとしていたが、全く開く気配がなかった。


私は、パッと黒板の方を見ると、さっきよりもあきらかに壁は近寄ってきていた。


「窓はッ!」

と言って左藤海斗が窓に近寄っていったが、書道室にあるのは小さな窓で、鍵なんかはついていなかった。

殴ってもびくともしない様子だった。


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