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同窓会 SN

第76章 桜6 翔



「珍しい・・・雪が降るのか?」
「たまにはな、俺だってサービスしたくなる時あるんだよ」

「へぇ~・・・そのサービスタイム今夜中延長してくれるんだろうな?」
「・・・はい、終わりー」


突如背中に勢いよくかけられたシャワーのお湯。
おい、最初の1秒くらい冷たかったぞ?と文句を言う間もなく
今度はスタスタと露天風呂の方へ歩いて行ってしまう。

忙しいやつだな・・・


丁寧に身体を洗い、俺も露天風呂へ。
ライトアップされた竹垣の向こうに深い緑が見え 空気が濃い感じがする。

和也は、と見ると 浴槽の縁に頭を凭れかけさせて 目を閉じている。


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