
同窓会 SN
第74章 桜4 翔
最初の頃は 絶対にこんなこと言ってくれなかったのになぁ・・・
イイ感じに、俺好みに成熟してきてる
なんて、ちょっと紫の上を育てた光源氏の気分を味わいながら
ゆっくりと和也の中に入っていく
「う・・・」
ハァ・・・久々だからか?
狭くて熱くて・・・挿れるだけで持って行かれそうになる・・・
「あ・・・しょぉ・・・っ」
「く・・・、っ」
なるべく腰に負担がかからないように・・・
気を付けないと・・・
そんな風に思っていたはずなのに、すごい力でどこかに連れ去られそうになるような感覚
俺はすべてを持って行かれないように、そこに居続けることだけで精一杯で
譫言のように和也の名を呼び続ける。
