
同窓会 SN
第74章 桜4 翔
4-2
和也をラグの上にゆっくりと押し倒し、両脚の上に跨りながら その顔の横に肘をつく。
超至近距離
和也が目を閉じるのに引き寄せられるようにそっと口付けた
唇が離れると ゆっくりと瞼を開けて、上目遣いで俺を見つめ返す和也。
どうでもいいけど色っぽいな、オイ!
「おい、その顔反則だぞ」
「は?」
「そんな顔で他の奴見るなよ?」
「見ねーよ、つかどんな顔か自分じゃわかんねーし」
「俺に抱かれたい、って顔してる」
「ばっ、ばっかじゃねーの?ばっかじゃねーの?」
「俺にキスして欲しいって顔してる」
「してねーよ」
「俺のこと好きだって顔してる」
「・・・・・・」
「そんな目で他の奴見るなよ?」
「見ねーよ・・・見るわけないじゃん・・・」
