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そう言いながら更に腰を動かすと、押し出されるかのようにまた先端から白い液が飛び出た


「ふ、ふ、ふ……っ」


浅い息を繰り返す瑞稀君にちゅ、と触れるだけのキスを繰り返す

暫くそうしていると、落ち着いたらしい瑞稀君が俺を見上げた


「気持ちよかった？」


俺が額の汗を手で拭いながら聞くと、瑞稀君は長い睫毛を俺に見せるみたいに一旦目を伏せて肯定してくれる


「…………ん、は？」


それから小さな声で何か聞かれたんだけど、あんまり聞き取れなくて耳元まで顔を寄せる

すると


「湊斗君、は？」


と言われた


「ん？」


俺は？


「……最後まで、シないの……？」
「あぁ……」


何が言いたかったのか漸くわかった


まだ瑞稀君の中にいて、硬いままの俺のをどうするのってことか


「んー……」


俺は瑞稀君と額を合わせて唸る


これ、正直に言っても嘘っぽくなっちゃうかなぁ


そんなことを思いながらぽつりと口に出してみた


「瑞稀君が気持ちよくなってくれたの見て、満足しちゃった」


本当に心からの言葉なんだけど、瑞稀君は案の定眉間に皺を寄せる


あぁやっぱり