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～おまけ～

姉弟が姉弟愛を確かめ合っている時、母親は父親の会社に傘を届けに行く。届けに行く途中に雨はやんだがせっかく八割来ていたので会社へ行った。綺麗な虹も架かり気分は良い。

「あなたー」

　母親は愛しの旦那を呼ぶ。

「お～来てくれたのか？」

「もちろんよっ」

　母親は嬉しそうに笑う。

「缶コーヒー買って来るな」

　父親はそう言うと自販機に走る。母親は、ハンドタオルでベンチを拭いて座った。少しして父親は缶コーヒーを二つ持って戻って来た。

「はい」

「ありがとう」

「虹綺麗だな～」

「そうだね」

「幸せだね～」

　二人は笑顔で同時に言う。その後、二人は結婚した日の話、優也と沙羅が生まれた日の話などを笑顔で話した。そして二人は空に架かる虹に願った。ずっと家族が幸せでありますように”


End