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風俗課に配属されました

第70章 それでも諦めきれない想い

「もう少しだけ……待っていてくれないか」
「……どれだけ待てばいいの?」

瑞樹さんへの強い想いが
待ちたい気持ちにさせてしまう。

「具体的には……でも必ずだから」
「絶対だよ……絶対だからね……」

形の見えない約束を信じてしまう。

「俺が好きなのは若菜だけ。信じてほしい」

瑞樹さんに抱き締められて……

拒んだりせずに……

むしろ瑞樹さんの腰に手を回して……

もう一度だけ信じてみようと……

受け入れた。

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