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風俗課に配属されました

第66章 南瑞樹の秘密事情⑥

「ごめん……本当に悪かった……」

凛子は身を挺して
ママになりきってくれていた。

「ずっと……ずっと前から瑞樹が好きだった。
婚約者が居たなんて嘘。デキ婚も筋書き
通りよ。瑞樹を誰にも渡したくなかった」
「若菜のことは、どう説明するんだ?」
「若菜ちゃんとのことを認めないと
私を捨てたでしょ?仕方なかったのよ」

凛子のカミングアウトは
これまで生きてきた中で
一番の衝撃だった。

俺を子供ではなく……

男として見ていたなんて……

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