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「ママを演じることに疲れちゃったのよ」
「演じる……って？どうして……」

凛子を遠くに感じた。

「瑞樹のママじゃないと一緒に居て
くれなかったでしょ？」
「それは……」

凛子がママになってくれたおかげで
今日まで夫婦として成立していたことも
否めない。

「これ……よく見て……」

凛子がブラを外すと
変色している胸が露になった。

「吸うことに夢中で気付かなかったでしょ。
10年も痛みに耐えてきたのよ」