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風俗課に配属されました

第64章 傷の舐め合い

「やっぱ一目惚れって続かねーな。
あ、これは若菜のことね」
「よく本人を目の前にして言えますね」
「結構好きだったんだぜ。これでも」
「はいはい。ありがとうございます」

五十嵐さんを好きになっていたら
こんな想いはせずに幸せだったかも。

「その節は色々とすみませんでした」
「どの節ですか?心当たりがありすぎるん
ですけど」

昨夜はホテルのエレベーターで
嫌味を言われたり
その前は瑞樹さんとの関係を
中傷されたり
もっと言うなら……

自宅の私の部屋で……

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