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風俗課に配属されました

第62章 五十嵐歩の恋愛事情⑦

そして寝ぼけ眼で顔を上げると
焦点が合ったのか……

「ぁッ……歩くんッ!」
「おはよ」

寝起きの亜衣……可愛いなぁ。

旦那になる男は亜衣のこんな表情を
毎朝拝めるのか。

……羨ましいかも。

「ぅわッ……ごめんッ……寝ちゃってたぁッ」
「風呂にゆっくり浸かって温まっておいで。
俺、待ってるから」
「……ありがと。歩くんてホント優しい」

きっと、それは亜衣だから。

自然と優しく穏やかな気持ちになれるんだ。

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