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風俗課に配属されました

第62章 五十嵐歩の恋愛事情⑦

一旦自分の部屋に戻り
シャワーを浴びて着替えた。

亜衣の部屋でシャワーを借りても良かったが
頭の中を整理する時間が欲しく
その旨を正直に亜衣に伝えた。

『ゆっくりしてきて』

たったこの一言に俺はどれだけ
気持ちが安らいだことか。

妙子を始めとする
これまで俺に関わってきた女は
言い方は悪いが
がめついというか
さも一緒に居ることが当然という
考え方の持ち主が多かった。

亜衣は懐が深く
俺を和やかな気持ちにさせてくれる。

きっと、いい嫁さんになるんだろうな。

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